つくる、たべる、すごす、家族の文化誌「ONION」
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きゅうりの塩昆布和え

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食感を楽しむため、今回は輪切りではなく叩く方法にトライ。きゅうりはなるべくイボがあるものを選ぶこと。輪切りする場合に比べて調理が簡単なので、曲がったきゅうりでもOK。
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きゅうりの上下にえぐみがあるため1cmずつ切り落とす。上部は特にえぐみが強いため、切り口の周辺の皮はむく。このひと手間で仕上がりの味が確実に変わる。
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きゅうりを袋に入れ、麺棒で叩く。きゅうりを置く台に対して棒が水平に当たるようにしてはじくように叩く(きゅうりに当たる棒の面積を大きくする)。口に入れた時をイメージして、あまり小さな破片ができないように。
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きゅうりの繊維が全体につながるくらいで叩くのを止め、包丁でハの字に切る。食感をある程度均一にするために大きさを揃える。ただしお家で食べる場合は、神経質にならずともOK。
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塩昆布3つまみを入れて菜箸で和え、冷蔵庫で10分ほど置く。オリーブオイルを小さじ2程度かけて和える。大葉1枚弱を千切りにして最後に飾る。オリーブオイルは、香りが弱いものを選ぶと和食によく合う。

舟木貞裕(ふなきさだひろ)

『FOOD WORKER FUNAKI』代表。1980年福井県出身。16歳から料理の道に入る。奈良県、長野県、大阪府のレストラン、フランス菓子店、カフェで料理と製菓の両方の研鑽を積んだ後2013年に独立。大阪を拠点にショップオープニングのケータリング、結婚式のフィンガーフード、撮影スタイリングやノベルティ製作など、幅広く手がける。

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